1970-03-20 第63回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第5号
それによって水全体がよごれていく、これは現在たとえば京浜工業地常、京葉工業地帯、コンビナート、あらゆる工業地帯がつくられつつある中における一つのやはり産業公害だと思うわけです。
それによって水全体がよごれていく、これは現在たとえば京浜工業地常、京葉工業地帯、コンビナート、あらゆる工業地帯がつくられつつある中における一つのやはり産業公害だと思うわけです。
この中には、京浜工業地はもう限界だ、川崎工業地帯は時代としては何年かでこれは失う状態になるんじゃないか。秒読みの段階だということばを聞きますけれども、東京、千葉の京葉工業地帯は時間読みだ。過密、公害、集中化といいますか、こういう被害ですね。だから、都市の場合に六十年八千四百万人というぐあいに読んだ場合に、地方に生産の場を分散しなくちゃならぬということを新全総の関係の本の中で私は読んだわけです。
過般、京浜工業地帶の某県立工業学校の視察をいたしました節にも、誠にその荒廃振りはお話にならない状態でありまして、さながら、あんこの入らないお饅頭を見るような感じをさせられたのでございます。その実験実習に要する施設の大半町の有力者の寄附によつて賄われておりました。
かつて昭和十八年、東京の特に京浜工業地帶の水不足に対する方策として、神奈川県相模川河水統制事業に伴う川崎市水道拡張計画から東京への分水問題となり、これなどは内務省が努力してこそ協定が成立したものと考えますが、かくのごとき総合水道計画となると、広く総合的な利水の観点から検討しなければならないのでありまして、かかる問題の解決のためには、建設省において所管するのが妥当であることは何人といえども異議ないはずであります
なおつけ加えて申し上げますならば、國鉄の單に赤字を埋めるというよりも、むしろ現在のわが國の貿易産業を背負つて立たなければならない京浜地帶、いわゆる日本における最も重要といいますか、最も大きな京浜工業地帶の全員が反対だということは、明らかにわが國産業の上にきわめて大きな影響のあるということは論をまたない事実であります。